虐待防止研修
不適切なケアを、チームで早く見つける
職員を責める研修ではなく、利用者の尊厳を守るための60分
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委員会
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完成スライド
導入
虐待は「特別な誰か」だけの問題ではありません
忙しさ、慣れ、焦り、孤立が重なると、不適切な関わりは誰にでも起こり得ます。
大切なのは、早く気づき、ひとりで抱えず、チームで修正することです。
気づける職場は、防げる職場。
本日のゴール
研修後にできるようになること
- 虐待にあたる可能性がある行為を説明できる
- グレーゾーンの声かけや対応に気づける
- 気になった場面を相談、記録、共有できる
基礎知識
虐待の5類型を、現場の言葉で確認する
身体的虐待叩く、つねる、乱暴に移乗する
心理的虐待怒鳴る、無視する、尊厳を傷つける
介護・世話の放棄必要なケアを意図的に行わない
経済的虐待本人の金銭を不適切に扱う
性的虐待本人が望まない性的な関わり
グレーゾーン
虐待ではないつもりでも、尊厳を傷つけることがあります
忙しくて、強い口調で「早くして」と言ってしまう
転倒が怖くて、本人の希望を聞かず行動を止め続ける
認知症の方の訴えを「また同じこと」と流してしまう
これは自分の現場でも起こり得るか?
背景
不適切なケアが起こりやすいサイン
人疲労、焦り、相談しにくさ
環境人員不足、動線の悪さ、物品不足
情報申し送り不足、ケア方針の不一致
関係職員同士の遠慮、注意しづらい空気
事例検討
事例:何度も立ち上がる利用者への対応
夕方の忙しい時間帯。Aさんが何度も立ち上がり、職員Bさんは強い口調で「危ないから座っていて!」と繰り返しました。周囲の職員は気づいていましたが、声をかけられませんでした。
- Bさんだけの問題にしないなら、何を確認しますか?
- Aさんの行動の背景として何が考えられますか?
- 周囲の職員は、どんな声かけができたでしょうか?
対応の型
気づいたら、4つの行動に分ける
1気づく声かけ、表情、ケアの雑さに目を向ける
2止めるその場で利用者の安全と尊厳を守る
3相談するひとりで抱えず上司や委員会へ共有する
4記録する事実、状況、対応を具体的に残す
グループワーク
自分たちの現場で、防ぐ仕組みを考える
- 最近、強い口調になりやすい場面はどこか
- その場面で職員を助ける声かけは何か
- 委員会やリーダーに共有したい改善点は何か
最後に、各グループ1つだけ「明日から試すこと」を発表します。
明日から
虐待防止は、日々の小さな違和感を共有することから
- 強い口調になったら、その場で言い換える
- 気になるケアを見たら、事実で相談する
- 利用者の表情や反応を記録に残す
- 委員会資料を現場の改善に使う
責め合わず、見逃さず、チームで直す。
確認テスト
理解度確認
Q1虐待防止で大切なのは、個人を責めることだけである。×
Q2強い口調や無視も、心理的虐待につながる可能性がある。○
Q3気になる場面は、事実を整理して相談・記録する。○